陸自配備反対が57.6 % 

名蔵公民館アンケート 賛成の15.8%上回る
八重山毎日新聞 12月21日 2017年


平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画をめぐり、名蔵公民館(平良達男館長)が館員を対象にターゲットを行ったところ、反対が57.6 %を占め、賛成の15.8%を大きく上回ったことが分かった。

11月29日の臨時総会で報告された。

公民館としての意思を表明することに対しても賛成が57.9%を占めたが、反対決議は行っていない。

アンケートは「公民館としての立場や意思を明確に表明すべきではないか」と意見を受け、10月末に実施した。86世帯にアンケート用紙を配布し、88.4%に当たる76世帯から回答があった。

 

反対する住民の一人は「自衛隊が配備され、ヘリコプターが飛行する場合、東には新空港、南には市街地とバンナ岳があるので、名蔵がルートになる。そうなると騒音など生活環境に影響する」と懸念、総会決議で反対の意思を表明するように求めているが、館員の中には「公民館の目的を逸脱している」との指摘もある。