石垣市長選 宮良操氏を承認

笑顔輝く群民の会「住民自治取り戻す」八重山毎日 12月21日

 

来年3月11日に行われる石垣市長選の野党側候補者として選考された市議の宮良操氏(61)は20日夜、市内で開かれた(次呂久成崇会長)の総会で承認を受け、「住民自治の原点を取り戻すための選挙にしたい」と決意を述べた。年内に出馬表明を行う。

宮良氏は「火葬場移転、幼稚園救援、不発弾処理保管庫、新庁舎建設などの問題で住民の声が無視されてきた。野党のチェックを否定し、野党議員を侮辱するような状況では、中山市長の人間性が問われてくる」と批判。

 

その上で「私は市職員として18年、議員として20年務めているが、中山市政の8年間、ルールを守らない行政運営が行われてきた。国政のおごりを市政に持ち込んでいる。この怒りを訴えなければならない。私は論争と政策で引けを取らない対応ができる。自衛隊配備問題は最大の課題だったが、それ以外にも問題がある」と述べた。

 

総会では入崇西整先行委員会長らからの選考の経緯と結果の報告があり、全開一致で承認された。群民の会は市議、県議、政党、労組、市民団体などで構成され、代表ら30人が参加した。