勝手に私の署名を調べるな！

勝手にミサイル基地をつくるな！

上原 政一

八重山毎日新聞12月23日付

私は、「石垣市民の安らぎの心を破壊するミサイル基地はいらない」そんな思いで「島のどこにもミサイル基地いらない！平得大俣の市有地を基地に提供(売却・賃貸など)しないこと」を求める署名に賛同しました。

署名が出された後、市長は「重く受け止める」と言いました。ところが市役所では市長の指示により、「精査」と称して重複チェック、選挙人名簿と照合、有権者でない人はさらに住基ネット(住民基本台帳)で調べるというとんでもない事がおきている。

市長は、「正確性を期すために選挙人名簿に照らし合わせる作業をしている」と言いますが、私の署名がそんな風に扱われているのかと思うと悔しい。

人の心をのぞくなんて許せん。

署名した人が選挙人名簿に登録されているか、市民であるかどうかを調べて正確な署名数が分けられなければ判断材料にならないのか。正確な数字というなら賛成派の人の性格な数字を出してくれと言いたい。

そもそも、自民党の国会議員や県議、石垣の市議はすべて「農地を守る」と言って牧中の新空港建設に反対したのに、ミサイル基地には喜んで賛成するのは何故か？ どう変わったのか明確に市民に説明してほしいのです。

「勝手にミサイル基地をつくるな！」と言いたい。カンムリワシもオカンムリ。セマルハコガメもかみつくよ。

市政にとって重要な案件であるなら、市長自身がもっといろんな市民の意見を聞き、市民生活への影響を調べ、防衛省に問い合わせ市民に公表するなどやるべきことがある。

市民の署名を勝手に調べるな！ 市民を無視してミサイル基地をつくるな！